Q1 |
MXオイルの APIサービス分類は何に分類されますか? |
A.答え |
アメリカ石油協会が定めた API 規格の
SL規格を満たしています。
SM規格は環境対策的観点が大きく、エンジン性能に関わる評価は小さいので、適合を調べていません。 |
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Q2 |
MXオイルのベースオイル(基油)は何を使っていますか? |
A.答え |
ハイドロカーボンベース合成オイルと、エステルベース合成オイルをブレンドした化学合成オイルをベースにしています。
エンジンオイルはベースオイルに各種添加剤を配合して製造します。添加剤は、酸化防止剤、防錆剤、
洗浄分散剤、消泡剤、粘度指数向上剤などがあります。 |
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Q3 |
"ハイドロカーボン"、"エステル" 100%化学合成とは何ですか? |
A.答え |
"ハイドロカーボン"とは、原油を常圧蒸留装置等を用いて分子まで分解し、必要な成分に再配合した化合物です。
"エステル"とは、動植物油から酸やアルコールを抽出し、脱水縮合することで出来る化合物です。共に不純物が一切
含まれない100%化学合成油です。"ハイドロカーボン"は、大きな荷重が掛かる金属間の潤滑に優れること、
"エステル"は金属表面の油膜保持に優れていることが特徴です。MXエンジンオイルは、この2つの化学合成油の
良いところを組み合わせて、ベースオイルとしました。近年、低粘度でも油膜維持が出来る100%エステル系化学合成油が
販売されるようになりましたが、電気的な性質を持つ"エステル"は不安定な素材であるため、ベースオイルとして用いる
にはリスクがあると考えています。私たちは安定した性能を発揮するハイドロカーボン系化学合成油も適量配合することで、
エステル系化学合成油の不安要素を補って、必要なベースオイルの性能を確保しました。 |
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Q4 |
添加剤とは、カーショップで市販されているオイル添加剤の様なものですか? |
A.答え |
ここで言う添加剤は、オイルの特質を設計するときに配合する添加剤のことで、エンジンオイル容量の約20%を
占めています。添加剤の役割の例を下に示します。
■洗浄剤・・・エンジン内部で生成した酸化物を中和、分散させてエンジン各部を清浄に保ち、
金属の腐食磨耗を防止する役割
■酸化防止剤・・・オイルが酸化して酸化物やスラッジが生成するのを防ぐ役割
■錆止剤・・・エンジンが錆びないようにする役割
■極圧剤・・・金属表面に科学的に吸着膜を作り潤滑性を向上する |
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Q5 |
MXオイルの交換サイクルは? |
A.答え |
一般のエンジンオイルと同じ様に5000kmで替えてください。3,000kmを過ぎてサーキット走行する様なパターンの時は、
早めですが交換をお勧めします。 |
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Q6 |
研究開発はどの様にして行っていますか? |
A.答え |
WRCやインターナショナルヒルクライム、ヨーロッパラリー選手権、全日本スラローム競技に使用して開発しています。
各カテゴリーのエンジン開発時のエンジンベンチや、イベントテスト、イベント参戦でデータを取得しています。 |
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Q7 |
「ブレンディングサービス」とは何ですか? |
A.答え |
車の使い方や、走行場所、エンジンの仕様など、お客様の細かなニーズに対応するために、モンスターショップの
サービスフロントに相談に来ていただいたお客様に限り、50、20及び、添加剤をブレンドいたします。軽く拭け上がる
レスポンスも、長時間走り続ける走行会での熱対策も設定できます。 |